2023年第43週
～腸管出血性大腸菌感染症、
インフルエンザ、
新型コロナウイルス感染症、
咽頭結膜熱～

2023年第43週
2023年10月23日(月)～2023年10月29日(日)

◆注目疾患の動向
1【 定点報告数の多い疾患 】
　①インフルエンザ（804名）
　②新型コロナウイルス感染症（127名）
　③咽頭結膜熱（120名）
　④Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（77名）
　⑤手足口病（50名）

2【腸管出血性大腸菌感染症 】
　2件2名（Ｏ115及びＯ型不明）の報告がありました。
　手洗いや食材の十分な加熱等を心がけ、感染予防に努めましょう。

3【 インフルエンザ 】
　患者報告数は増加（501名→804名：A型783名※、B型1名※、型不明20名）し、定点当たりの患者報告数は20.62となりました。
　流行発生注意報は継続中です。
　手洗いや適度な湿度の保持、こまめな換気、十分な休養やバランスの良い食事等を心がけ、感染予防に努めましょう。
　※迅速検査キットによる。

4【 新型コロナウイルス感染症 】
　患者報告数は増加（120名→127名）し、定点当たりの患者報告数は3.26となりました。
　手洗いや換気等により、感染予防に努めましょう。
　発熱で受診される際は事前に医療機関に連絡し、マスクを着用しましょう。

5【 咽頭結膜熱 】
　患者報告数は増加（92名→120名）し、定点当たりの患者報告数は5.22となりました。
　流行発生警報は継続中です。
　タオルの共用を避け、手洗いの励行で感染予防に努めましょう。

【佐賀県感染症情報センターより参照】
（2023年11月1日更新）