2023年第49週
～腸管出血性大腸菌感染症 、
インフルエンザ、咽頭結膜熱、
新型コロナウイルス感染症～

2023年第49週
2023年12月4日(月)～2023年12月10日(日)

◆注目疾患の動向
1【 定点報告数の多い疾患 】
　①インフルエンザ（1,607名）
　②感染性胃腸炎（181名）
　③咽頭結膜熱（127名）
　④Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（121名）
　⑤新型コロナウイルス感染症（79名）

2【腸管出血性大腸菌感染症 】
　1件1名（Ｏ157）の報告がありました。
手洗いや食材の十分な加熱等を心がけ、感染予防に努めましょう。

3【インフルエンザ 】
　患者報告数は増加（1,504名→1,607名：A型1,514 名※、B型53 名※、型不明40名）し、定点当たりの患者報告数は41.21となりました。
流行発生警報は継続中です。
手洗いや適度な湿度の保持、こまめな換気、十分な休養やバランスの良い食事等を心がけ、感染予防に努めましょう。
　※迅速検査キットによる。

4【 咽頭結膜熱 】
　患者報告数は減少（158名→127名）し、定点当たりの患者報告数は5.52となりました。
流行発生警報は継続中です。
タオルの共用を避け、手洗いの励行で感染予防に努めましょう。

5【新型コロナウイルス感染症 】
　患者報告数はほぼ横ばい（76名→79名）で、定点当たりの患者報告数は2.03となりました。
手洗いや換気等により、感染予防に努めましょう。
発熱で受診される際は事前に医療機関に連絡し、マスクを着用しましょう。

【佐賀県感染症情報センターより参照】
（2023年12月13日更新）