2024年第4週
～インフルエンザ、
新型コロナウイルス感染症、
Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
咽頭結膜熱～

2024年第4週
2024年1月22日(月)～2024年1月28日(日)

◆注目疾患の動向
1【 定点報告数の多い疾患 】
　①インフルエンザ（873名）
　②新型コロナウイルス感染症（606名）
　③Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（144名）
　④感染性胃腸炎（135名）
　⑤咽頭結膜熱（46名）

2【 インフルエンザ 】
　患者報告数は増加（857名→873名：A型169名※、B型689名※、型不明15名）し、定点当たりの患者報告数は22.38となりました。
流行発生警報は継続中です。
手洗いや適度な湿度の保持、こまめな換気、十分な休養やバランスの良い食事等を心がけ、感染予防に努めましょう。
※迅速検査キットによる。

3【新型コロナウイルス感染症】
　患者報告数は減少（665名→606名）し、定点当たりの患者報告数は15.54となりました。
手洗いや換気等により、感染予防に努めましょう。
発熱で受診される際は事前に医療機関に連絡し、マスクを着用しましょう。

4【 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 】
　患者報告数はほぼ横ばい（146名→144名）で、定点当たりの患者報告数は6.26となりました。
特に鳥栖及び杵藤保健福祉事務所管内からの報告が多い状況です。
うがいや手洗いの励行、手指消毒等で感染予防に努めましょう。

5【 咽頭結膜熱 】
　患者報告数はほぼ横ばい（42名→46名）で、定点当たりの患者報告数は2.00となりました。
流行発生警報は継続中です。
タオルの共用を避け、手洗いの励行で感染予防に努めましょう。

【佐賀県感染症情報センターより参照】
（2024年1月31日更新）