2023年第48週
～腸管出血性大腸菌感染症、
インフルエンザ、咽頭結膜熱、
新型コロナウイルス感染症～

2023年第48週
2023年11月27日(月)～2023年12月3日(日)

◆注目疾患の動向
1【 定点報告数の多い疾患 】
　①インフルエンザ（1,504名）
　②咽頭結膜熱（158名）
　③感染性胃腸炎（124名）
　④Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（116名）
　⑤新型コロナウイルス感染症（76名）

2【腸管出血性大腸菌感染症 】
　1件1名（Ｏ103）の報告がありました。
手洗いや食材の十分な加熱等を心がけ、感染予防に努めましょう。

3【インフルエンザ 】
　患者報告数は減少（1,937名→1,504名：A型1,461名※、B型11名※、型不明32名）し、定点当たりの患者報告数は38.56となりました。
流行発生警報は継続中です。
手洗いや適度な湿度の保持、こまめな換気、十分な休養やバランスの良い食事等を心がけ、感染予防に努めましょう。
　※迅速検査キットによる。

4【 咽頭結膜熱 】
　患者報告数は増加（137名→158名）し、定点当たりの患者報告数は6.87となりました。
流行発生警報は継続中です。
タオルの共用を避け、手洗いの励行で感染予防に努めましょう。

5【新型コロナウイルス感染症 】
　患者報告数はほぼ横ばい（69名→76名）で、定点当たりの患者報告数は1.95となりました。
手洗いや換気等により、感染予防に努めましょう。
発熱で受診される際は事前に医療機関に連絡し、マスクを着用しましょう。

【佐賀県感染症情報センターより参照】
（2023年12月6日更新）